見仏文庫
カッコいいほとけ ※"ただひたすら、かっこいいほとけを、かっこいい、かっこいいと礼賛するだけの本である"(プロローグより)そうなんです。 邪道といわれようとカッコいいものは仕方がない。一見地味で誰も手に取りそうにない体裁ですが、帯のイラストがすべての内容を物語っ…
聖☆おにいさん(1) (モーニングKC)今更ですが、筆休め的に超有名なコミック本を。 月刊「モーニング・ツー」で連載中の、 手塚治虫文化賞短編賞受賞作品。 基本、1話完結です。一応、軽くあらすじを。かつて悟りを得て如来となったブッダと、 今も人々の心に無条件の慈悲を与え続け…
仏像の声 (新潮文庫)本当にいい入門書です。著者は既に入滅されておられます。 絶版本で、古書店でしか入手できないので、番外とさせていただきました。一見、堅苦しい表紙で、帯の宣伝文句と内容がミスマッチに思われるでしょう? 実際、中身は細かい字でいっぱいです。と…
ブッシメン!THE IMAGE MAKER(1) (イブニングKC)2010年11月から『イブニング』という雑誌に連載中の漫画のコミック本です。 仏師、つまり仏像の彫刻師が主人公の珍しい作品。メジャー誌で連載するとは実に思い切ったものです。第1回目で書いたように、ぼくは仏像をフィギ…
古寺めぐりの仏教常識(amazonサイトへ)筆者は京都の御住職の方です。 つまり、現役のお坊さんが教示する、「正しい見仏の仕方」の本です。何を以て見仏とするかは、見る者の立場により自由だと思うのですが、 仏像は元来お坊さんのものなのだし、お坊さんが主張…
ほとけの履歴書―奈良の仏像と日本のこころ (生活人新書) 寒すぎて体が動きません。 オコタから一歩たりとも不動明王。 どうせなら火炎光背でも背負って暖まりたい。見仏は春までお預けかなと開き直って、本ばかり読んでます。さて、この本も入門書なのですが…
仏像にインタビュー昨年、NHKの「熱中スタジアム」でも、ちらっと紹介されていたので、ご存じの方もいるかもしれません。コラムニストで仏像好きの宮澤さん、見仏趣味が高じてコミック版解説書を出してしまいました。ぼくが買った当時は、本屋さんの片隅の、梯子に…
図解 仏像のすべて (光文社文庫)ぼくが見仏道に入ったとき、最初に購入した本で、見仏の基本中の基本が書かれてあるお薦めの入門書です。如来・菩薩・明王・天部の種類、それぞれの意味、特徴、役割、見分け方など、必要最小限の内容が網羅されてます。 ○お地蔵さんはあ…